仏像はなぜ金色につくるのですか
インドでは、紀元後1〜2世紀ころから仏像が作られるようになりました。
ブッダの偉大さを示すために、まず聖者が発する人格の光が様式化され、光背(こうはい)となりました。
同時に聖者の身体は黄金色に輝く、とも考えられました。ここから、仏像の表面に金箔をおすようになりました。

これが、仏像を金色につくる始まりです。

金箔を買って仏像に貼ることは、仏に布施をすることであり、功徳を積む行為と考えられました。

この習慣は、インドだけでなく、東南アジアや中国にも広まり、日本にも取り入れられたのです。
仏教についての疑問(15)

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